1月
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前回ブログを書いたのが5月、しかも内容は2017年1月にformlabsを訪問した時の内容だ。ブログをちゃんと書くことにしようと言いながらそのあと3月に行ったドイツIDS、フランス、6月のFUSE formlabs users summit 、12月のボストンのことも書いてない。それぞれに思うところがあったので、また書こうと思う。

ブログを続けるにはやっぱりその時にその場で書いてしまうことが大切なような気がしてる。なので、もうその辺りのは一旦おいといて(とか書くともう二度と書かないような雰囲気が漂うが)急遽行ってきたCES2018について書こうと思う。


CESはコンシューマーテクノロジーに関する世界最大の展示会で、毎年ラスベガスで開催されている。“展示会”と呼ばれるものの中でも相当大きな展示会で、今回初めて行って見た感じ展示会というより万博に近い規模と人出があった。これが毎年開かれているというからすごい話だ。
もともとはコンシューマーエレクトロニクスショーで、本当に家電の展示だったけれども、主催する協会がコンシューマーエレクトロニクスからコンシューマーテクノロジーと範囲を広げて現在の形になったらしい。今回ももうすでにニュースでトヨタの発表やホンダ、ヤマハの展示なども報道されているけれど、かなりの面積が車関連、とくに自動運転関連で占められていたのは印象的というかもしかしたら今年を象徴しているのかもしれない。


ラスベガスは小学校2年生の時に旅行で来て以来。砂漠のど真ん中にあるなあというぼんやりとした印象を持っていたのをぼんやりと覚えているけれど、ついて見て改めて本当に周りに何もないところに突如巨大なホテル群が立ち並んでいるから面白い。いつも東京で大きいビルを見た時は高層ビルは土地がないから上に積み上げてるだなあと勝手な推論を持っていたけれど、ただただ規模のために建てられたホテル群を見ると不動産価値に対するイメージもまたちょっと変わってくる。

飛行場も本当にだだっ広いし、少しほこりっぽい感じがする。到着ロビーにはもうCESのバッジ受け取りカウンターが用意されていて、事前に送られて来ているメールにあるバーコードを見せるとバッジを印刷してくれる。会期中は街中を歩いているかなりの割合の人がこのCESバッジをつけて歩いている。そのことからもこのイベントの規模の大きさがわかるし、なんか変な親近感と安心感が湧いてくる。お祭りでみんな同じ法被を着ている時みたいな感覚だ。


Hey Google の独壇場 というわけではない

もうこれについてはCES関連の記事では真っ先に書かれることだと思うが、町中のありとあらゆるデジタルサイネージがHey Googleでうめつくされていた。小さいものはともかく、目立つ大きいものでHey Googleの表示がないものはなかったんじゃないかと思う。

看板だけでなくモノレールまでHey Googleになっている。最初OK Google じゃないのかなと思ったけれども、どうやら
去年はAlexa祭りだったらしいという話は聞いていたけれども、会場外ではもうHey Google一色だった。会場外で他に目立ったプロモーションを展開している企業がないというのも手伝って非常に印象に残っている。会場に着いた時もまず目に入るのは大型のディスプレイを使ったHey Googleのブース。

あとこれに加えいくつかの場所で巨大なGoogleのガチャポンが置かれている。これも音声認識のデモだけれども、なにかこういった景品が出てくるようなプロモーションは別に珍しくないけれども、下に入れた動画のように毎回スタッフがものすごい声で盛り上げる。これが1日会場中に響いていてすごく目立つというか、印象に残る。

https://www.youtube.com/watch?v=f3GARddd1PQ&feature=share

ここまでGoogle自身が実施していることの話だったけど、実際各ブースの展示ではどうだったかというと、僕の印象としてはHey Google,Google Assistantのロゴはそれなりに見たけれどもAlexaについてはあまり目立つ展示がなかったなあという印象がある。もちろんトヨタの発表もあったし、ブース内にロゴがあるといえばあるのだけれども、そんなたくさん目につくところにあったかというと探すとあるという感じだった。

Googleはすごかった。いくつものブースの一番目立つところにHey Googleのロゴが飾られていたし、それだけじゃなくすごかったのはやっぱりHey Googleの制服を着た説明員が各メーカーの説明員と一緒に立っているところだった。これはインパクトが大きい。そんなにたくさんのブースで立っているのを見かけたわけではないけれども、主要なところには立っている。

ただじゃあ、これはGoogleだけじゃなく自動運転とかOLEDとかにも言えることだけど、何か今回のCES全体のテーマ性を示すようなものかというと、別にそういうわけではない。これが結構今回初めて行ってみて驚いたというか意外だったことなのだけれども、CEATECとかだと行って一周回るとあー今年はビックデータばっかりだなとかIOTばっかりだなあという印象を持ったりするものだけど、CESは確かにGoogleをはじめとした音声アシスタントであったりとか自動運転であったりみたいな目立ってるものはあるけれども、まあそれぞれそれなりの規模があってそれぞれちゃんと力が入ってるなという感じがする。

これ、もうちょっとうまい言い方があればいいんだけど、難しい。確かに話題になってるものは話題になってるし大々的にやってるけれど、展示会全体を俯瞰して見るとバランスのいいポートフォリオとして成立しているなという印象を受ける。ロボティクスはロボティクスで話題になってるところがあるし、VRはVRでちゃんと話題になることが用意されている。こう行ったところがCESの底力なんじゃないかと思った。

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ものとものに係る仕組みをつくっています。 ゴミとものの間を彷徨います。YOKOITO(@YOKOITO_info)代表 /デジタルファブリケーション/SFC/DMM.makeAKIBAーroom111

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