4月
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言わずと知れたpolymakerのPolyPlusPLA。このリール。どう見ても高級品。FDM(FFF)方式のフィラメントは今では殆どが真空パックのビニール袋に入ってくるけれども、なんとその袋にチャックがついていた。polymakerのフィラメントはPolyflex含めて出しやすいと評判で、幾つかの3Dプリンターは推奨フィラメントとしてこのフィラメントを指定している。

フィラメントは本当に重要で、勿論colorfabb(http://colorfabb.com)の銅フィラメントとかウッドフィラメントといったもう素材として違うもので出したいっていうときは結構意識されるけれども(両方共なかなか出力できないで苦労しました)、PLA・ABSでもメーカーによって千差万別、出力品質が全く違ってくる。

3DプリンターのUPがそれを一番良く表している。このプリンター、スライサーとか平面出しの機能がすごく良く出来てるし、ベッドをパンチングメタルにしたのは安定性の面で本当にすごいアイデアだと思う。その上出力がものすごく綺麗で安定しているのだけれども、実はその出力品質の良さはプリンターの動きがものすごく精密だからというよりもフィラメントに依るところが大きい。

UPの純正フィラメント一覧:http://www.up3dusa.com/#!shop/c1y49

純正フィラメントの一覧を見てみると、ABSとABS+二種類がある。一度観たことがあるけれども、ABS+とABSではもうぜんぜん違う機体何じゃないかっていうぐらい出力品質が違う。ABSの方では全然安定していなかった。

じゃあ他のプリンターでもABS+を使えばいい と思うかもしれないけれども、そう簡単じゃなくてここがUPの本当のすごいところで、普通の3Dプリンターのヘッドの中にはフィラメントをガイドする為にPTFEチューブが入っているから上げられる温度に限界がある。(FYI: http://jheadnozzle.blogspot.jp/2013/11/is-j-head-real.html)PTFEチューブが軟化してしまったらフィラメントと一緒に持ってかれてしまってノズルが詰まってしまう。それがUPの場合はPTFEチューブが入っていないから普通のRepRap系では上げられない温度まで上げることが出来る。ABSでも純度の高いものはそれなりの温度まで上げなくてはならず、結果として他のプリンターでは使えないいい素材を使えるようにしているのがUPのすごいところ。

jheadとかはチューブがノズルに一体になっていたり、ワンピースノズルがあったりするのだけれども(FYI: http://3dprinter.cart.fc2.com/ca12/16/p1-r-s/)結局のところそこまで温度を上げられない。ちなみに真鍮で作ってしまうと真鍮に食いついてしまうとプリンター開発したエンジニアの方から聞いた。

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使っているNinjabotも最新版はPTFEチューブが入っていない

da Vinci 1.0 Pro(http://us.xyzprinting.com/us_en/Product/da-Vinci-1.0-Professional)が専用フィラメントでなくても良くなったけれども、下手に安いフィラメントを使うと本当にひどいことになることがあるから気をつけなくちゃいけない。この前使ったフィラメントはノズルの中で焦げ付いて結局分解に。FDMは素材の当たりからまだまだ品質が上がる余地があるから、Cubeとか終わっちゃったけどまだまだ新製品を楽しみにしている。

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B2Cで何かやりたいと思いつつも、迷走中。 ゴミとものの間を彷徨います。 

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