アメリカ訪問記 vol.3 formlabs訪問 2日目

前回に引き続き、formlabs 訪問2日目。2日目とはいえこれが最終日で、formlabs本社の見学になる。

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閑静な住宅街。てっきり大雪が降る地域だと思ってたから北海道みたいな二重サッシとか二重の玄関とかを想像していたけれども、普通の家だった。普通の家といってもどこか日本と雰囲気が違う。

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この左側のレンガ造りの建物がformlabs本社。ちょうど拡張中で最初は手前半分の3フロアだったのが建物全体になるそう。

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2階研究拠点の入り口。Form1とForm2が並べられている。1階は素材開発と試作のスペースで、完全に非公開だった。非公開と言われててっきり開発拠点は全て非公開かと思いきや、2階がメインの開発スペースだった。

2階も撮影は禁止で、この入口だけ撮らせてもらえた。

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写真では見たことがあったけど最初の試作からForm1までの軌跡は改めてすごいと思いながら見た。最初の一人で作ったコンセプトから着実に製品へと仕上がっていく。どのタイミングでどのぐらいの投資を受けたのかすごく興味がある。

スタートアップは最初は全部自分で作るということが大切だと思ってる。最初の共同創業者を集めるにしてもコンセプトが伝わらないといけない。新しいもの、革新的なものであればあるほどそれを伝えるのは難しくなってくる。そうした時重要なのは取り敢えず動く物をキャッシュアウトを抑えつつ作れるスキルだ。

最初の最初は本人すらもそれが有用なもかどうかわからない。だから形にしてみる必要がある。ここまではよくプロダクトデザインの授業とかで言われる。スタートアップの最初の試作はそれだけじゃなく実際にそのアイデアが価値あるものなのかどうかを判断したり、投資を集めたり、創業メンバーを集めたりと、あらゆる重要な役割を持つ。

重要なのは思いついた本人が出来る限り独断で全ての作業を行うことだ。

これは結構賛否両論あって人によっては職人気質でアイデアに広がりが出ない、非常に日本的な考え方でよくないと言われることもあるけれども、これが一番重要だと思っている。

この前書いたベンチャー性とビジネス性のバランスについてもそうだけれども、最初の時点でこれは儲かりそうだというアイデアはすでにもう誰かがやっている可能性が高い。誰かがやっているだけなら百歩譲ってビジネスだから俺の方がうまく行くということでやり始めていいとして、問題なのは大概の場合なんらかのなんらかの強力なない理由があって、既に誰かが思いついてやってみて失敗して跡形も無くなって、ないように見えてるだけの場合が多い。

特にアプリは良くも悪くも誰でも最初のコンセプトを示すぐらいはできてしまうのでよりこの可能性が高くなっている。

そのため、最初の最初の段階で仕事として人を集めるというのはかなり難しい。こういう書き方をすると偉そうだけれども、経験者としてそれはすごく思う。

そうなって来ると何が重要かというと理念とそれを体現した(仮に荒けづりでその作った本人しかまともに使えない状況であったとしても)コンセプトを体現するプロトタイプが非常に重要になって来る。

ただここでハードウェアスタートアップの関門その1が出て来る。ソフトウェアと違いハードウェアは取り敢えず動くのと量産できて販売ますの間にそれこそ海より広くて深い川がある。

ソフトウェアの場合リリースしてから治すことができるけれども、ハードウェアはそうはいかない  みたいなことはよく言われてるし確かにそうなんだけれども、個人的にもっと問題何箱の量産できますというところだ。

実は  というのもなんだかおかしいけれども、量産したことあるエンジニアさんというのは思った以上に少ないし出会わない。そしてそのノウハウは完全に非言語化された第六感のような何かで成り立っている世界だ。

さらに量産なので現状大企業にいた人しかいない。そうなるとコスト感とスピード感を合わせる作業が思ったより大変。
この辺りにお金で解決できない問題が出て来る。ベンチャー経営で重要なのはいかに早くお金の問題だけですという状態にいかに早く落とし込むかだ。

そうなった時、最初の段階ではお金で解決できない問題がたくさんある。ある程度方針が決まってしまって、それこそ仕様書も固まった状態ではお金で解決できることも増えてくるし、人を入れればいいという段階になってくる。

だけれどもハードウェアの場合下手するとそれは最初のバージョンの製品が終わり、下手をするとv2、v3の段階になって初めてその段階に行き着くということがしばしばある。formlabsの場合、それがどの段階だったのかがすごく気になる。みている感じだとかなり早い段階で専門家の手に委ねているように感じる。

Fab施設に通う人たちが、arduinoや3Dプリンターをはじめとしたありとあらゆる種類のスキルをつけてほぼすべてのものを作れる方法として勉強して行くけれども、いわゆるエンジニアになることはかなり難しい。身につくのはあくまでプロトを作る技術で、製品を作ることのできる技術ではない。

ではいったいどの程度のスキル、どの程度のプロトまでは自分たちで作るべきなのかというのをもう少し明確化してみたいと思っている。その人のやりたいところまでといえばそれまでなんだけれども、いったいどの程度までで投資家に見せるべきなのか、人を入れて開発を始めるべきなのかをもう少し具体的に事例を集めていきたいと思っている。

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ここからは撮影が許可された3階、開発以外の部署と広間がある。広間には本体以外の試作の過程が展示されていた。これですべてってことはないだろうけれども、これだけでも結構ボリュームがある。

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驚いたのはフィニッシュキットのスクレーバーだけでもこれだけの試作をしているというところ。開発ならこれぐらいするのは当たり前といえばそうなのかもしれないけれど、スクレーバーに開発という作業がきちんと入っていたのは驚いた。あれな話、別にベンチとヘラをつけておけばすんでしまうといえばすんでしまう。(ちゃんとそれはそれでついてる)

それをここまでちゃんと使い勝手を検証しながら試作していたのは驚いた。普通のベンチャーならフィニッシュキットはこだわりたいと思ってもV2の段階ではここまで開発の手が回らないんじゃないかと思う。

もちろんそれだけ後処理を含めた体験向上のプライオリティーをあげているとはいえ、付属品の開発になかなかここまでできるもんじゃないと思う。

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ワイパーやタンクの試作。ちなみにタンクは左から順に

レーザーカッターでのアクリル貼り合わせ➡︎FDM➡︎切削➡︎テストショット

の順に並んでいる。下のワイパーもだいたいそんな感じで並んでいる。そうそう、デジタルファブリケーション機器でこういったプロセス、どんどん作ってみてだんだんと精度を上げて行く開発プロセスを踏みたいんだよとみていて少し嬉しくなったと同時に、YOKOITOもはやくもの作りたいなあと思った。せっかく環境が整っているのにもったいない。デジタルファブリケーション機器のすごさは定量的じゃなくて定性的なはなしになる。最近定性的な話はもう自分でつかって効果を示すしかないんじゃないかと思っている。

やっぱり、本当にものづくりのプロセスを変えてプロダクトに作家性を出すには自分たちでやってみるしかないだろう。

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レジンカートリッジの試作。どれもこれもきちんと一つ一つ、最初はポリタンクみたいな買ってきたものからだんだんと精度を上げて行く。このプロセスが見てて気持ちいい。

次回は開発以外の部署について書きます。

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アメリカ訪問記 vol.2 formlabs訪問 1日目

随分間が空いてしまったけど、form2.shopの下地の意味もあるので改めてちゃんと書く。

前回ボストンに着いてなんとか朝起きて朝食の会場に行くともうそこがpartner’s summitの会場だった。

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partner’s summitはまる2日間で1日目はずっとセミナー。いったい1日中なにをセミナーするのかと思っていたけれども始まってみるとすごく面白くてあっという間。IMG_1660 IMG_8818

細かい内容は書くときりがないから(多分form2.shopの記事はもっと端折ると思うけど)formlabsの主張(?)はまとめると3点

・3Dプリンター市場はパソコン市場の成長に例えられる

・Professional 3Dプリンティングという概念が台頭すると考えている

・歯科用途が急速に広がる

の3点だった。

・3Dプリンター市場はパソコン市場の成長に例えられる

これは言い方としては『SFを実現する』のワープロの使い方のたとえみたいな印象を受けた。

パソコンも最初軍用技術で一般の人が使うなんてことは想像だにしなかったし、何に使うかもわからなかった。最初はeメールから始まったけれどもそれだけといえばそれだけ。誰もがこれ以上の処理能力なんていらないんじゃないかと言っていたけれども、実際はそんなことなく処理能力が上がるにつれそれを使い切るだけの表現や用途が出てきた。3Dプリンターもそれと同じで、どのようなことに使えるかなどはわからない。ただ、性能が上がっていけばいくほどそれを満たすだけの用途が生まれるし、キラーコンテンツが生まれて爆発的に普及するタイミングが来るだろう

という考え方。個人的にはこれはちょっと違和感がある。違和感があるんだけれども、そうかもしれないな・・・ともおもってしまう。パソコンも普及した要因は結局アメリカでサラリーマンでも確定申告が必要でそれにすごく便利だったからとか、日本でインクジェットプリンターが普及したのは年賀状があったからとかそういったキラーコンテンツがあるからだっていう話も同じような印象を受ける。

穴を売るじゃないけれども、確かに3Dプリンターは道具だから道具の可能性を語るという点では無限の可能性があります、何でも作れますという言い方ができなくはないのだけれども、やっぱり順番が逆だと思う。専用機の機能がいくつか組み合わさって汎用機になることはあっても、汎用機から専用機が生まれるというのは非常に難しいことなんじゃないかと思っている。

結局ぽしゃってしまってしまったけれども、Project Araで出てきた3D Systems の携帯モジュール3Dプリント用3Dプリンターみたいな専用機が結果的には3Dプリンター、3Dプリントの未来を率いていくんじゃないかと思っている。

(Project Ara 3D printer)

・Professional 3D Printingという概念が台頭すると考えている

これが一番面白かった。なんとなくみんな思ってはいたけれども、定義していなかった部分だと思う。

「ハードウェアエンジニアが開発のために日常的に使う3Dプリント」

というところに着目している。”日常的に”というところがポイントで、これは業務用機器で例えば順番が回ってくるのを1日待ったり外注して(今までに比べれば十分早いけれども)2、3日待ってというのでは意味がなく、使いたい時に使えるてすぐに造形物が手に取れるというところが重要。

Form2に限らず、開発に使える3Dプリンターが日常的に、もっと言ってしまえば一人1台あるというのは今までの3Dプリントとは全く意味が変わってくる。Formlabs Japanの新井原さんは3Dプリント体験という言葉を使っている。

これはデジタルファブリケーションの考え方そのものにも大きく関わることで、この前書いた自分の道具かそうでないかという話もそうだし、自由に使える機材が手元にあるというのは3DGANさんが言っているけれども定性的効果としてものすごいものがある。
試そうとした時に自分一人で試せるのか、いくつかのパターンをその日のうちかどんなに遅くとも次の日中には試すことができるのか。これができてこそ初めて、Hardware is new Softwareが始まる。今までとはけたの違う試作を繰り返し、実際にアイデアを形にして体験して見て検証。そしてまた別にアイデアを形にして検証を繰り返す。

友人のsonken625とサービスを一つ作っていて、ソフトウェアの新しいものを作る,新しい価値を作るやり方、仕組み、ポテンシャルに本当に驚く。ソフトウェアとベンチャーの手法についてはまたそれ単体で書こうと思う。

 

話を戻すと、このソフトウェアと同じように試して直してを繰り返すことができるようになる、プロが新しい価値を作るための3Dプリントを特別に”Professional 3D Printing”と定義している。

改めてまとめると”Professional 3D Printing”を実現するための条件は(前提として出力精度・歩留まりが使えるレベルまで行った上で)3つ

  • 限りなく1人1台に近い環境
  • オペレーションに専門知識を必要としない
  • 毎日使っても稟議が必要ないレベルの材料費

formlabs Form2はこのProfessional 3D Printingを念頭に設計されている。3Dプリンターブームから約3年、そろそろこの定性的効果も広げることができるのではないかと思っている。

17年度は3Dプリンター以外のものも少しずつ事業として纏めていきたいと思う。

・歯科用途が急速に広がる

もともと歯科用途はマスカスタマイゼーションが必要とされる分野としてかなり前から3Dプリンターの活用事例として注目されてきた。実際、矯正用マウスピース、クリアライナーを生産しているinvisalignは3Dプリンターの活用事例としてかなり前から注目されてきた。

invisalignの工場。マウスピースのバキュームフォームの原型に3Dプリントが使われている。

Stratasys、3Dsystemsもかなり前から目をつけていて、最近だと2017年1月に3DsystemsがVertex Global Holding BVを買収した。

歯科用に関してもまた改めて書くけれども、この分野はForm2に限らずBEGO VarseoとかRapidshapeとかいった小型機の発展ですごく伸びると思う。CAD/CAM冠の現状を踏まえても、小型機の発展が重要なのがよくわかる。その理由についても纏めて書こうと思う。


他にもマーケティングワークショップや技術的な解説があったけれども、以上3点が主なトピックだった。

やっぱりProfessional 3D Printingの考え方が面白い。ハードウェアのアジャイル開発を行う上での定性的な話が明確に打ち出されてくるのだと思う。

定性的な話は結局、事例の積み重ねでしかないのできちんとした事例の取材をベースとした発信を心がけつつ、普及が進められればいいと思うし、事例自体作っていく姿勢を忘れないようにしたいと思う。

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1日目の懇親会。世界中からパートナー企業が集まってくる。次の2日目の会社見学で書くけれども、まさに勢いのあるハードウェアベンチャーだった。

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アメリカ訪問記 vol1 何故かシカゴに降ろされる 2017/02/10

2017/1/16~24 アメリカに行ってきた。

目的地はボストンのformlabs、その後ニューヨーク。何回かに分けていろいろ考えたので書き留めておこうと思う。

まず第1目的地のformlabsについて改めて書くと、デスクトップSLA3Dプリンターを開発しているハードウェアベンチャーだ。

2011年から初号機であるForm1を開発してkickstarterでクラウドファンディングを実施。$2,945,885を集めることに成功した。ご多分に漏れず出荷は送れて一時はもうだめなんじゃないかと言われてたけど無事出荷することが出来た。

 

無事出荷することが出来た って言う書き方をしたのは、出荷はできたけれどもForm1の評判が正直言って散々なものだったから。成功すればそれはもうFDMとは比べ物にならないクオリティーの物ができるけれども、吊り下げ式光造形でよくある脱落が頻発。さらに光造形なら必ず必要になるIPA or 無水エタノールによる洗浄と二次硬化の後処理の大変さ、レジンの処理の大変さペンチで切らなくちゃならないサポート材、高いレジン代も相まってそもそもデスクトップでSLAって言うコンセプト自体おかしくない? という話まで出る始末。

こう言ったらあれだけど、日本だったらもうこの時点で倒産していたように思う。

でもそこはアメリカ、1900万ドルをSpaceXとかに投資してる会社をリードに調達。Form1の改良版Form1+を発売する。でもこの時点でもたしかに着実に改良が加えられていたけれども相変わらずレジンは手動で継ぎ足さなきゃいけないしサポート材はだいぶ改良されてきたけど脱落は相変わらずという状態でやっぱりSLA使う人は限られるな−or光造形したいなら外注だな−という印象だった。

しつこいようだけど日本だったらこの時点で投資を受けられるかというと怪しい)ry(自分の力量の問題)

Form1+の発売後しばらく(これは日本だからってのもあるかもしれないけれど)音沙汰なく、Form2はないかなと思っていたらTough resinを発表した。面白いと思ったし話題になったけれども、そもそも使い勝手と造形の成功率があれだったから、それほどだった。

この後どうなるのかなと思っていた矢先、Form2が発表された。そしてさらに3500万ドルの資金調達。最初はあまり期待していなかった。roland ARM-10もちょっと扱いが大変でFDMを仕上げればいいかなという感じだったし、Davinciのノーベル値段にしてはすごいという感じだけれども、じゃあFDMより大幅なメリットを感じるかというとこっちもそういう感じのものでもなかった。(でもこの値段を実現してるのはほんとにすごい。)

あまりにも小型SLAのイメージが悪くてForm2もまあ大体おんなじだろと思っていたけれども、実際に使ってみてみるともう全く違うものだった。50万円を超えちゃうのはちょっと個人で買うにはあれなんだけど、もし個人でも3Dプリントサービスに結構出すよという人は夜セットして翌朝出来るというメリットも考えれば絶対買いだと思う。(Form2に関してはちょこちょこ書いてます要望あればそれについて詳しく書くのでコメントお願いします)

で、これは普及させるべきかなあと思って色々話を聞きたいと連絡したらformlabsのアジア圏担当のスコットさんが京都に来てくれたり改めて調べるとkickstarterからこうやって調達してちゃんと開発してくるのほんと面白いなと思ってYOKOITOでも扱うことにした。

それでそれからなんやかんやあって(雑)ボストンの本社で行われるパートナーサミットに参加することになった。


今回はボストンにつくまで。

久々のアメリカ。しかも東海岸は初めて。

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飛行機はどうとっても絵になる気がする。これが機能美というのかわからないけれども。

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特に何事もなくシアトルに。撮影禁止だから撮らなかったけれどホールボディースキャナーを初めて体験した。導入当初裸の画像が表示されてこれはどうなんだみたいなニュースが会ったけれども、見てみると画面には検出結果として画像が出ているわけではなく機械が自動的に怪しいところを検出してそこを黄色い四角枠で表示してた。で、そこだけ人が念入りにボディーチェクするという仕組み。よくできてる。

到着すると広場が。広場だけでなく通路の至る所で路上ライブ(?)みたいなのをしてた。

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フィッシュアンドチップスのお店がいくつかあったからよくわからないけどフィッシュアンドチップスを食べることに。「ドリンクはダイエットにする?どうする?」って聞かれて一瞬何のことかわからなかったけどコーラしか無いってことらしい。

でかいコーラ、出された大量のポテトとスプーンで掬っても滴り落ちないクラムチャウダーがなんだか嬉しくなる。(最初だけ)

警備員も店員の人も受付の人も皆何かずっと話してる。これはもう先入観がすごいあるからあれなんだけど、ついて30分でもうなんだか豊かさを感じる。豊かさというより余裕なのかもしれない。今回はニューヨークも見てこのあたり、このあたりって言うっても漠然としてるんだけれども、アメリカの豊かさって一体どういうものかを少しでも感じればと思って行くことにしている。

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(このタンブラーに水入れる機能日本にもほしい)

IMG_1585.CR2(ちょっとSFっぽい空港内モノレール)

ここで3時間過ごしてボストンに行く予定だった。ボストン行きの飛行機に乗って1時間半位たったころ、機長のアナウンスで着陸態勢に入るというアナウンスが。ボストンにはどう考えても早いから右隣の人になんで着陸するの?って聞いたらついたからという返事が。左隣の人もシカゴに着いたから着陸するという。チケットを見せてもらうとなんと2人共シカゴ行きのチケットになっている。

でも便名もゲートも時間も同じ。結局今になってもどういうことだったかよくわからないけれども、とりあえずシカゴに降りることになってしまった。シカゴに着いたのが夜8時頃で一体何時につくのか不安になってきた。受付の人にチケットを見せるとB11に行くと言われ、何時?と聞くと”on time!”と言われる。(on timeと言われても)

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シカゴといえばギャレットポップコーンがあるだろうと思ったらあった。5ドルちょっとですごいたくさん入ってて美味しい。日本のと比べちゃいけないのはわかるけど不安も相まって思い出に残る味になった。

そしてなんとかボストンに。結構焦ってたから時間覚えていないけれども日付は変わってた気がする。

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タクシーにのってなんとかホテルに。インターネットに繋いで日本と変わらないパソコンの画面の中を見て落ち着きを取り戻しながらシカゴで買ったポップコーンを食べた。インターネットって本当にすごい。画面の中は本当にいつもと何も変わらない日常だった。

翌朝8時までにレストランに集合だったからこの日は早々に寝た。

次回はformlabsのパートナーサミットの内容を書こうと思う。

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自分の道具かそうでないか 2017/02/04

今年は去年よりもとりあえず作ってみることを意識している。とりあえず作ってみると言うのは結構難しくて、事前に要件定義もなければ予算もない、展望もわからない。一番やっかいなのは作ろうとしているアイデアは大概ちょっと良さそうだけどわかんないと言うものばかりでモチベーションの維持が難しい。

学校の課題じゃないけれどもものを作る、特に何かの改善じゃなくてゼロから立ち上げるときは結構勢いが大事だと思う。贅沢だと言われるかもしれないけれど、部品は一通り手元に置いておきたいし最悪すぐ買いにいける環境で作りたい。道具もまた明日とならないように一通りは揃えておきたい。できればその道具は自分のものであってほしい。

もっと言うと、高価な業務用機器1台を5人とか10人で共有するなら安価な機器を一人1台持ったほうが絶対いいと思う。これは田中研に所属してSFCの授業で宿題が出たとき、DMM.make AKIBAそれぞれでの共有の機材/自分の機材の使い方と使われ方を見ていてすごく思う。

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Sony Creative Lounge

SFCの図書館


今回は幾つかの機材を取り上げて共有し易い機材かどうかちょっと考えてみたいと思う。

・3Dプリンターの場合

これは言うまでもないかもしれないけど、一番共有が難しいように思う。とにかく加工(?)時間が長い。

ちょっとしたものをプリントするにも3,4時間はかかる。シェアスペースに置かれている3Dプリンターは大概が200mm以下の造形範囲だから結局その間専有することになる。

仮に300mmクラスがあったとして複数人分一気に詰めてやろうとすると今度24時間超えしたりしてそりゃ困るって話になる。

施設がわからしても下手すると48時間とか専有されちゃうから12時間までとか一定時間以上は1時間あたりで料金を取る場合が多い。そうなると材料費+機材費で意外とかかっちゃったりするから本来の「FDMだから気軽にどんどん試作」という最大のメリットが無くなってしまう。

・切削機の場合

切削機もかなり難しい。3Dプリンタと同じで加工時間が長い上に、切削機の場合捨板とかのセッティングが共有できるのか問題というのがある。

両面切削しようとすると捨て板に穴を開けて位置出しをすることになる。(しない方法もあるけれども)そうするとなんだかこう書くとみみっちい話みたいだけど誰が捨て板をメンテするのかという話になる。

SRMとかで加工しようとすると捨て板で嵩上げしなきゃいけない場合もあれば逆に捨て板を薄くしなきゃいけない場面もある。

工場みたいに加工するものの相場観がないというのがこういった特殊な状況を生み出してしまい、より共有を難しくしてしまうことがある。

・ミシンの場合

これはちょっとわからない。DMM.makeにあるけれども、使う人が少ない。coromozaは一度言ってみたいと思ってるけど行けてない。brotherのデジタル刺繍ミシンに関しては糸の色を変えたいとなると結構大変そう。メンテナンスはそれほどしていないようにみえるから運用は楽そう。

・UVプリンタの場合

これは全く問題なく共有することが出来ると思っている。セッティングもそれほど難しくないし、メンテナンスもいらないとは言わないけど比較的楽に見える。加工時間も一番短くてクリアとかホワイトを入れてもせいぜい20分とか。

 

・レーザーカッターの場合

これも問題なく共有できるけれども、そのバックエンドでかなり人日をかけてメンテナンスできるかどうかにかかってると思う。
実際京都拠点や他のスペースを見てもレーザーカッターは集塵機のフィルター交換/レンズの清掃/プラットフォームの掃除がどのぐらい出来ているかがすごく重要になってくる。ちょっと油断するとすぐにレンズがだめになっちゃうし、すぐに集塵機は詰まってしまう。

このあたり、レーザーカッター自体のコストも去ることながら、導入するとき計画しておいたほうがいいと思う。


 

こうやって書いてみるとあらためて加工時間と内段取りに時間がかかるものの共有は難しいと言うよりRapid Prototypingのメリットが共有すればするほどなくなってしまう。

なので施設として持っておくべきなのは

レーザーカッター>UVプリンター>ミシン>切削機>3Dプリンター

で、特に右の2つ、切削機と3Dプリンターに関しては10万円前後のを複数台抱えるなら50万円以上のものを1台と言う形にしたほうがいいように感じる。


 

デジタルファブリケーション、デジタルマニファクチュアリングによってプロダクト開発はアジャイルマニファクチュアリングの方向に行き、Hardware is new softwareの時代が来る。

市民工房やシェア工房はものづくりを身近にしてくれた。これをきっかけに小型の機械を1人1台持つようになって、初めてこれらデジタルによる開発の恩恵を享受できるようになるように思う。

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新しいことの価値 2017/01/15

遅いですが、新年あけましておめでとうございます。2017年もよろしくお願いいたします。
今年も去年と変わらず考え過ぎと周りから怒られながらも、色々なことを試してみたいと思います。改めて振り返ると考えたことをノートに書き始めたのが高1だから7年前。1日1ページの日記帳を書き始めたのが6年前だからもう趣味みたいなものです。

新年早々考え込んでいるのは「新しいことってどのぐらい今となって価値があるのか」ということです。
ということですと言っても漠然としすぎてるだろうという話だけども、結構考え始めると面白い。

去年幾つか出た忘年会の一つで「職業としてのエンジニアのモチベーション」談義が合った。結論だけ書くと問題をときたい・解決したいがモチベーションだろうと。ただ結局その話の中で結論が出なかったのが「じゃあどうして新製品を作らなきゃいけないかはわからない」というと。

新製品を何故出すのか と言われればそりゃあ会社を維持するためという返事が一番多く返ってくると思う。
本来は逆でユーザーひいては社会に価値あるものを提供してそれの精度を高めていく・より新しい価値を付加していくために新製品が出てくる。ただいつの間にかこの新規性が顧客に求められているものでも顧客の需要を掘り起こすものでもなく単に企画段階でひねり出したものになってきてしまうというのがいつの間にか新規性でもなんでもない機能や製品が生まれてしまうことにつながっていく。

例えば自分の趣味に関連する話だとカメラはこの切り口で見てみると面白い。フィルムカメラは置いといてとりあえずデジタルカメラの話、特にコンシューマー向けのものだとして、必ずしも性能を上げる方向に行かなかった3つの例を挙げる。

 

ある一時期まではとにかく画素数を上げる競争だった。だけれどもある時これ以上画素数をあげても意味が無いんじゃないかということになって画素数戦争は終わり”あえて”1300万画素前後に収めるようになってきた。

(撮像素子の場合配線を補足することが難しいため、画素数を挙げていくと受光面:配線の面積比がどんどん配線側に振られてきてしまう。結果的に受光面が極端に小さくなってしまうのでISOが悪くなってしまうのである一定程度以上でSN比を維持する為には裏面照射型などにする必要がある。)

撮像素子だけではなく一眼レフもミラーレス一眼というものをオリンパスが中心に発売した。最初は光学ファインダーのない、しかも撮像素子がマイクロフォーサーズという規格でただでさAPS-Cで小さいといわれていたのにさらに小さいならもうコンデジと変わらないじゃんと言われていた。だけれども気軽にレンズ交換できるカメラとして一定の市民権を得ることができた。

コンパクトデジタルカメラは一時期薄さと軽さの競争になった。ソニーから厚さ1cmを切るコンデジが発売されるなど、気が付いたらコンパクトデジタルカメラ市場のそのほとんどはスマートフォンに持ってかれてしまった。久しぶりにコンパクトデジタルカメラを見てみると殆ど1万円以下若しくは防水防塵と行った特殊機能がついている。(持ってかれてしまったという表現はもしかしたら不適切で、撮像素子とかレンズのアクチュエーターの技術は確実にスマートフォンに引き継がれているから移っていったといったほうがいいのかもしれない。)

この3つをとっても、所謂製品の新しさの定義/目的の策定が難しいかがわかる。そもそも性能を上げるという言葉自体一体どれがどうなったら性能を上げるといえるのかみたいな議論があると思うけれども、ユーザー視点で単純に性能を上げるとしたら

  1. 画素数をあげて画質を良くする
  2. 撮像素子を大きくしてS/N比を良くする(ただしこれも本体サイズの兼ね合いがあるから35mmにフィルム時代に落ち着いてるという要素が入ってしまうかも)
  3. 小さく軽くする(でもこれも重くないとミドルクラス以上のカメラは売れないと言われてたりする)

上げるとしたらと書いて上げてみると、やっぱり単純な定義が難しい。重くするなんて信じられない気がするけれども、たしかに30万のカメラでプラスチックボディーで軽いですと言うのとマグネシウムボディーで重いです並べられたら質感という点でマグネシウムボディーを選ぶかもしれない。。。。

 

ここまで長く書いておいて結局それかという話だけれども、やっぱり製品は「試作して作ってみないと何とも言えない」というのがこういったところからもわかるのかもしれないと書いていて思った。

何故新しい製品を出すのか。新しいこと、新しいもの事態に本当に価値があるかどうか。というテーマで書き始めたけれども、そもそも(あまりそもそもって使いたくないけれども)「新しい技術」という新しさを定義するだけで難しい。更に新しさを定義したとしてそれが価値があるかどうかというのは本当に色々なパラメーターで構成されていて使ってみないとわからない。リーンスタートアップで言われていることそのままみたいになっちゃうけれども、新しいサービスはとりあえず作ってみて試してみることが本当に大切だ。これはソフトウェアにもハードウェアにも共通することで、あまりにも評価軸が多すぎて考えた本人にも実際にやってみるまで多分評価しきれないのだと思う。

ハードウェアはなおさらで、これはYOKOITOを始めてから3年、あらゆるエンジニアの人と話したけれどもいくら経験がある人でも「作ってみなきゃわからない」といっているところからもそうなんだなと思う。

(勿論凡ミスとかは経験でわかる。有名なエピソードで、YS-11が設計されたとき担当エンジニアは航空機設計が初めてで、ベテランの戦闘機設計を行っていたエンジニアに設計図を見せに行ったら「この前輪、おかしい」と一言言われて「いや、そんなはずない」と言い返しながら帰って計算し直してみたらほんとに間違ってたという話がある。勘は偉大)

僕はものの可能性を広げたいと思っている。それこそソフトぅエアのように自由で、努力すれば誰もが作れるようになり、表現手法の一つとして数えられるようにしたいと思っている。Hardware is new softwareと言われているけれども、本当にソフトウェアと同じような自由度をハードウェアに持ち込みたいと思っている。そして、新しいもの/今までのジャンルに捕らわれないものを生み出し続けたい。死ぬ前に80年ぐらいだったけど少なことも生まれるより前の過去80年より人類は進化したなと言う実感を持ちながら死にたいと思っている。

そのためにも今年もこれは普及させるべきと思ったものは普及させるし、とりあえず作ってみるし、手段はどんどんサービス化していこうと思う。

というわけで(?)今年もものの可能性を広げるため色々やってみますので、ご協力よろしくお願いいたします。

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きちんと今やっていることを言語化して発信するコスト 2016-12-11

京都に行って中島と話している中で、ハードウェアベンチャーならではの製品開発はなんだろうという話になった。

たしかにそうで、一歩間違えれば単に単に規模を小さくした“製品開発”となってしまう。

 

書き始めて2行で早速この話の危うさというかツッコミどころの多さを感じる。製品開発ってどこからどこまでなんですかとか、規模って生産数なんですか?それとも開発期間と開発費が長い製品なんですか?とか。

メディアをやってる人に今更かと怒られそうだけれども、きちんと伝わる形で言語化しておくというのは本当に大変だ。バズワードというとなんだか今となっては揶揄する言葉になってきているけれども、まず各単語の共通理解を作り出した上で議論をして最後結論を言葉として纏めなきゃいけない。うちの場合だとデジタルファブリケーションとか個人のものづくりとかSTEMとかから始まり、その上でじゃあそれやって短期ではメリットがあるのかどうか、長期の話なのかどうか、今の既存のものと何が違ってそれを変える必要がそもそもあるのかみたいな話から始めなきゃいけない。

3Dプリンターとかならかんたんだけれども、ラピッドプロトタイピングマシンとかになるともうわからない。人によってはロボドリルでもなんでも生産現場じゃなくて開発現場に有ればラピッドプロトタイピングマシンだと言うかもしれない。

意味としてはかんたんな3Dプリンターも、1億円以上のDDMの話をしているのか50万以下のFDM機の話をしているのかで全くその後の展開が違う。

これらをきちんとコストをかけて整理していろいろな人を呼んで議論・発信しなきゃいけない。

これは結構コストがかかる。例えばそういう対談をするとすればどんなに安くても5万、普通なら10万プラス交通費実費は支払いたいところ。セッティング・モデレート・整理する人が1人ほしいところ。本格的に広報するとすれば広告費もかかる。メディアに乗せてもらうとすれば研究発表ならともかくいまビジネスでやってることに関わるのであれば記事広告になるかもしれない。

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京都駅。朝ついたらここでドーナッツが習慣になっている

よく「日本には専門性の高い記者がいない」とか「日本だと間違った意味でメディアに取り上げられてしまうんですよ」とか聞くのだけれど、最近思うのは結局発信する側(取材してもらう側)がほんとうの意味でコストを掛けて言語化出来ているのかというと出来ていないからこういう齟齬が出てくるんじゃないかなと思う。自分自身もじゃあ販売に直接関わるから説明会開きますという以外のところでもっと全体的な話、デジタルファブリケーションの価値とか小型工作機械の使い所とかそういったことが常日頃は無理だとしてもじゃあ四半期ごとにきちんと定義付けを更新した上で言語化出来ていますかというと出来ていないと思う。

ここまで書いといてあれだけどまあそりゃそうだっていう話でだからこそ広報部とか宣伝部・マーケティング部とかちょっと範囲を広げればCSRがあるし、製品の販売を行いますというときの作業は大体これだ。でもじゃあ販売に結びつきますという直近のコスト回収めどが立っているのはともかくとして、それ以外の場所で、例えば大学の研究室が意識できているかとか、きちんとその人員計画SeriesAに向けて立てられますかと言われると、難しい気がする。

また最初のきっかけから脱線してしまったけどこれはこれで結構大切。ハードウェアベンチャーならではの開発の話はまた書こうと思う。

 

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就活の結果を聞きながら 2016/11/20

ある人から6年ぶりに電話が来た。着信履歴に残っていて思わず開口一番間違え?と聞いてしまった。

聞いてみれば3Dプリンターの営業をしているそうで、少し話がしたいということだった。

3Dプリンターの営業をしているというのもまた不思議な縁だと思ったけれど、それ以上にそいつが営業をしているというところが一番の驚きだった。こういう言い方するとなんだか上から目線であれだし6年ぶりだから正直どういう人になってるかわからないけどまさか営業をしているとは思わなんだ。電話を切った後思わず就職活動って難しいと思ってしまった。

最近仕事について考えさせられることが多い。というのも、一番の原因というかあれは周りが就職1年目もしくは院進して就職を考え始める時期だからだ。東京でいつもアドバイスを貰っている人は「大企業に入って一番やりたいことにつけるのが一番。だから、やりたいことにつける人になりましょう」と、以前言っていた。院進した友人が「どうして博打を打つかやりたくないことをやるかどっちかなんだろう」とつぶやいていた。

関係ないといえば関係ないけれども、武蔵美と多摩美の学園祭を見に行った。

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ちょっと疲れてきたから続きはまた明日

 

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一旦リセット 2016/11/14

やっぱり毎日更新は厳しい。遅れてでもいいからとちょこちょこつけていたけれども、ブログはやっぱり書きたいと思ったときに書くようにしようと思う。もともと日々のことは日記帳をつけているから、そっちにもってかれてしまう。

 

それとも、整理のために1日30分ぐらい公開される文章を書く時間を意識して取ったほうがいいのかどうか。

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新宿 2016-08-20

打ち合わせで新宿に。有名なバリスタの人が所属してるカフェらしい。

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店内の天窓

 

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それにしても新宿の地下は迷宮で、未だによくわからない。この野村ビル周辺も廃墟の雰囲気が漂う地下道がたくさんあった。もう少し涼しくなったら一度じっくり探検したい。うまくしたら、隠れ家的なお店が作れそう。

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高さ制限 2016-08-19

電気街方面と中央口方面を結ぶこの地下道、年に1回はどうやら高さ制限のバーに追突する事故があるみたい。

これでみるのは2回め。

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秋葉原早朝 2016-08-18

秋葉原で生活している人は多くない。生活感のない街があるのは東京の面白い所の一つだと思う。

写真は朝5時頃の秋葉原

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秋葉原駅前

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駅前広場

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始発とともに人が

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Form2クリアレジンで大きなものを 2016-8-16

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クリアレジンでサソリ

クリアレジンでサソリを造った。クリレジンはForm2でかなり改良されて、光造形で使われるレジン独特の黄色みがだいぶ引いていると思う。

京都の拠点で造ったときは小さいもので、これはかなりの透明度だったらしい。

勿論エタノールで洗浄したら曇ってしまうし、二次硬化のつもりでちょっと日向においてくとすぐに黄色くなってしまうけれども、それでも透明度が上がった。

と、なればクリスタルスカルを作ろうとなる。ただ問題があった。

クリスタルスカルを造形範囲いっぱいで作ると予想はしていたけれどもものすごいレジンを食う。
例えばThingiverseでいちばん有名な頭蓋骨のデータを造形しようとするとこうなる。

データ:http://www.thingiverse.com/thing:441087

ScreenClip ScreenClip (1)

プリント時間40時間はともかくとして、653mlのレジン消費。大体Form2の比重は1:1.5だからPreformの予想では完成物が979gと1kg近いことになってしまう。やってみたい。やってみたいけれども十中八九脱落する。特にこの前頭葉のラインあたり断面積が大きすぎる気がする。サポート増やしても太くしてもそれはそれでせっかくのクリスタルが台無し。

中空にしようと一瞬思ったけれども、考えてみれば中空にしてしまったらクリスタルもへったくれもない。(それはそれで綺麗かもしれないから今度作るかも)

もうちょっと大きさは大きいけど密度が低くても違和感のないものを作ることにした。

クリスタル〇〇 でデータを探して、最終的にクリスタルスコーピオンを作ることにした。

データ:http://www.thingiverse.com/thing:182363

結果は最初の写真。出来てから思ったのだけれど、これ、向きを工夫すればサポート材がそのままでも造形として違和感ないものになりそう。前々からサポート材をそのまま残す形で活用できないか考えていたから、ちょっとやってみたいと思う。

 

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久しぶりのRhino 2016-08-15

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boolean

久々にRhinoを触った気がする。最近はFusion360ばかり。Rhinoで造ってしまうとなんか無理な形を作っちゃってないかすごい心配になる。やっぱりやるとしたら先にクレイで作って3Dスキャンして外形線を取りたくなる。

今回は無理な形を作ろうとしてるから助かるけれども。booleanを使って作りたい形を作れる自由度はやっぱりスゴイと思う。3Dじゃなくて最近下手にIllustratorでスケッチするよりRhinoのほうがやりやすい感じがしてきた。

慣れかもしれないけれども、コマンド打って寸法打てば線ができちゃう手軽さがやっぱあると思う。

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ヨドバシ秋葉原散策 2016/08/14

恒例になってきたヨドバシ秋葉原散策。結構面白い商品を毎回見つけられて楽しい。別にレビューしたいわけじゃないけれども、プロダクト造って売りたい身としては売ってる商品がやっぱり気になる。ヨドバシで店頭販売されているということはある意味では量産という登竜門を超えた次の段階なので僕にとっては結構雲の上の存在だったりする。
一方でこれが売られてるのなら・・・ という卑しい見方をしていたりしていなかったり。とにかく、いいところは取り入れていきたいし、ちゃんとプロダクトに対して意見を持っていたい。


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高速製氷機

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冷却棒?

まず全自動スピード製氷機。冷凍庫で製氷すると製氷皿の上には物が置けないから意外とスペース取るのと、それもあって一回にそこまでの量ができない。そういうときこれが有れば便利かもしれない。

仕組みとしては業務用と同じみたいで、冷えた棒を製氷皿に直接入れて凍結させる仕組みみたいだ。お店で出てくるドリンクの氷に穴が開いているのはコレのせいだけれども、子供の頃はすごい不思議だった。

24000円ということはだいたい5千円ぐらいが工場出荷価格だと思う。結構可動部も多そうだし部品点数も多いからそれなりの量産が必要そう。

ふと、ハードウェアスタートアップと中小零細製造業との違いをまた考え直しておこうと思った。
この前この記事を読んで、考え直そうと思っていたところだった。

wena wristをつくったソニーの新卒統括課長が”ベンチャーを目指さなかった”唯一の理由

http://ascii.jp/elem/000/001/199/1199059/

ITベンチャーはIT自体がそもそも市場として成立し始めたときに出てきた手法で、たしかにそれと同じ感覚でハードウェアベンチャーをやることは不可能で、様々な要素技術が必要だから必ずしも自由度が高いとはいえない。小規模な会社でプロダクトを出すというのはそこら中の会社がやっているからそれほど新しいことではない。

ハードウェアベンチャーを立ち上げるときはプロダクトの新規性だけではなく、それ以外の新規性が必要になってくると思う。例えばCerevoさん(HP)はグローバルニッチ。プロダクト自体もそうだけれども、100カ国で100台づつ売れば10000台というコンセプトが面白いし強い。

この前も書いたけれども、製品を造ったら売らなくてはいけない。値段をつけて棚やWEBに並べても売ったことにはならない。この売り方をもっと研究して新規性を開拓していきたいと思う。

 

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スゴ涼の競合調査 2016/08/12

スゴ涼の競合 と言うより、似たような機能を持つものを買ってみた。

このタジマの清涼ファン、前々から気にはなっていたけど結構な値段がするから躊躇していた。
この大きなボディーとバッテリー、そして何よりこの腰につけるというのがどういう使い心地なのか気になっていた。

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フルセット

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スイッチで風量を買えられる

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おもったよりでかい

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かなり出っ張る

さすが建築現場向けの業務用、本格的だ。サイズはでかいしつくりがしっかりしている。ベルトに付けたとき安定するように出来ているし、バックルが良く出来ていてどの姿勢をとっても座らない限りじゃまにならない。これで日常生活をといったらそれは厳しいけれども、作業現場であることを考えるとこの背中の出っ張りもまあ許せるかも。ただ、後ろ側に工具をつけている場合は邪魔かもしれない。もう一つ言うとコードが出てしまうという点でスイッチは蛇足だったかも。

風量はそれはもうスゴイもので、汗が吹き飛ぶ。1分もしたら寒くなってきて電源を切ってしまった。実験したのが室内だったからだと思う。炎天下のしかも力仕事をしていたらこれぐらいがちょうどいいのかもしれない。

ただ、音がものすごい。ターボモードとは言え、ダイソンのハンディータイプと大して変わらない音量の音を出していた。

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75dbぐらい?

まあこの商品で日常用途を想定すること自体間違ってるけど、ちょっとオフィスで使うのは憚られる。

ついでに専用ウェアも買ってみた。

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単純だけどスゴイ

これは単純だけれどもよく出来ていた。実際にこれを着るのと着ないのでは全然違って、これを着るとちゃんと長袖の袖の方まで風が通る。

何より参考になったのはこれ

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やわらかい+取り外せる

この吹き出し口が柔らかい素材で出来ていたところ。これはぜんぜん違う。すごくいい。どうしても背中に入れるのは抵抗があるけれども、これでかなり軽減されていた。

更にこの吹き出し口全体が取り外せて、洗うことができる様になっている。汗を書いている所に入れるのだからたしかにこれは当然なされるべき配慮だと思った。

スゴ涼もこれを参考に改良していこうと思う。

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